若井正樹, CSCS
サントリーサンゴリアス コンディショニングコーチ
日本のラグビーが世界の強豪国と互角に戦うためには、若い選手の育成が必要不可欠であり、 優秀な若い選手に一定水準のトレーニングを継続して提供できるかが鍵となる。
選手の運動量 (質量×速度)を向上させることが、ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチの最重要課題 である。
ウェイトトレーニングにより筋量を増やして体重を増加させるとともに、基礎となるストレングスを獲得する。そして、スピードトレーニングによりランニング技術を習得しスピードの改善を図る。
本稿では、オーストラリアにおいてうまく機能しているエリートラグビー選手の育成システムを紹介する。また、ラグビーにおけるウェイトトレーニングとスピードトレーニングの捉え方について解説する。
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NSCAジャパン第7回総会 基調講演より
出典:NSCAジャパン機関誌の情報 <無断転載禁止>
Volume 14, Number 8, October 2007, Pages 47-53
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