『デイリースポーツonline』(1月23日)「浜ちゃん“つり輪”で脱臼防止!!」
稲垣宗員氏(NSCA-CSCS, JATI-ATI)によって、プロ野球選手の体幹・肩の強化にスウィングジム(Swing Gym)が採用されました。
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浜ちゃん“つり輪”で脱臼防止!!(2009年1月23日)デイリースポーツonline
オリックス・浜中治外野手(30)が、2度手術を行った右肩強化のため、“新兵器”を導入していることが22日明らかになった。
阪神・藤本、秀太との自主トレでは、帯同した米国のトレーナーを育成する団体のNCSA認定トレーナー・稲垣宗員氏(31)の指導で体幹強化に取り組んだ。その1つが「スウィングジム」という器具を使った練習だ。
ロープの先に握るハンドルがついており、上半身を体操のつり輪のような体勢でトレーニングを行う。肩の安定性の改善、さらに可動域を広げる効果もある。稲垣氏は「脱臼を防止する効果もある。(浜中は)最初だけ補助ありでしたけど、もう大丈夫」と、太鼓判を押す。
この日スカイマークで自主トレを行った浜中も「個人メニューをもらったので、キャンプ中も全体メニューとは別に続けていく」と、“新兵器”に手応え。オリックスにも同様の器具があり、キャンプ、シーズン中と継続していけそうだ。
さらに個人メニューには、競艇選手にも指導する稲垣氏が考案した「競艇スペシャル」というメニューも記載されている。半円状のバランスボールの丸みの部分に立ち、ボールを受けたり、チューブを使う練習で「予想不可能の負荷に対して、体のセンサーを敏感にする」(稲垣氏)ためだという。
04年の2度目の右肩手術から4年以上が経過したが、用心に越したことはない。定位置確保のため、万全に1年間を戦い抜ける体を作り上げる。